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福生の家
所在地 東京都福生市
敷地面積 1024.18平米
述べ床面積 205.10平米
木造二階建
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●4年がかりで一体感のある空間に 築100年を超えて代々住み継がれてきた家を建て替えたいというお話をいただきました。
「福生の家」のテーマは、解体して出る古材や建て具を新しい空間に有効に生かす事と、建て替えて新しく生まれる空間にも、住まい手に違和感なく馴染んでいただけるよう、設計上の工夫をする事でした。
古材の梁は母屋のリビングや工房を特徴付ける重要なポイントとして新しい役割を果たしています。
またこの家を印象づける大面積の障子はすべて特製。既成の建具を嫌うお施主様にはとても気に入っていただきました。
「福生の家」は母屋を取り巻く周辺要素も含めた総合的な計画をさせていただきました。当初は母屋の新築のみのお話でしたが、わたしたちの仕事を気に行っていただいたのか、次々と追加の御注文をいただき、規模が大きくなって行きました。大変ありがたい事です。
お施主様の趣味であるオブジェ造りの工房、ギャラリー、市の文化財にも指定されている穀箱を保護するための屋根掛け、カーポートとそれに一体化したゲート、そしてフェンスまで全て終了するのに足掛け4年を要しました。 |
写真 畑亮(アトリエR)
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